社員インタビュー

  • 08:30出社、掃除
  • 09:00朝礼、メールチェック
  • 10:00輸出契約組み
  • 12:00休憩
  • 13:00付属屋と打合せ、折衝
  • 15:00中国自社工場予定組作成
  • 17:00コスト管理
  • 18:00退社

モノづくりのカギとなる重要なポジション、生産部に配属されている河村さん。利益率向上を追求し、女性管理職として会社を鼓舞する日々を送っています。

当初は貿易業務に悪戦苦闘

生産管理は、商品を効率良く生産し、そのプロセスにおいてより多くの利益を生み出すための仕組み作りを担う仕事です。営業側から出た発注書をもとに工場を決め、生地をはじめボタンやファスナーといった付属品の出荷日を確認。クオリティーや生産体制にも気を配り、納期までのスムーズな進行を管理していきます。中国にも自社工場があるため、その輸出入に携わる貿易業務も大事な仕事のひとつ。生産管理に配属されて私が一番はじめに苦戦したのが貿易業務で、マニュアルどおりにいかないことも多いんです。やりはじめた頃は工場の方や、通関業者に直接聞いたりして、実践の中で学んでいきました。

“安定した生産背景”を維持する

どこの会社でも同じだと思いますが、コスト管理は大切なミッションです。私も、工場と工賃の交渉をしながら効率化を探り、営業が算出した原価より少しでもコストダウンできたときはうれしいですね。また、営業と密にコミュニケーションを取ることで発注をコントロールするなど、自分なりのやり方で利益率の向上を常に心掛けています。営業職だと目に見える数字でやりがいを感じられると思いますが、生産管理は納期どおりにいいものをあげて当たり前。ですから、どれだけたくさん営業が仕事を受注してきても、その当たり前のことができるように、“安定した生産背景” を構築し続けるのが私のもっとも大きな目標になっています。

女性管理職のロールモデルに

生産部では主任としてチームをまとめていますが、勤続年数の長い私はもっと広範囲に目を向ける役割も与えられています。営業では数字を、技術部では生産スケジュールをそれぞれ把握することで、会社全体の管理業務を担っているイメージです。紳士服の製造販売をメインに事業展開してきたキンググロリーには、長年女性の管理職がいませんでした。そもそも女性社員じたい少なかったので、それも仕方がなかったのかもしれません。でも私は、とにかく働くことが大好き! 今は徐々に女性比率も増えてきているので、私が女性管理職のロールモデルになってリーダーシップを発揮する女性スタッフを育成していきたいです。

MESSAGE

生産部は私含めて5人の部署ですが、そのうち4名が女性です。明るいスタッフばかりで、ざっくばらんに何でも言い合える雰囲気で仕事がしやすいです。男性社員はみんな、女性社員に甘い人たちばかりなので(笑)、女性は働きやすい職場だと思います。