既存顧客のフォローから新規開拓まで、フル回転の毎日を送る黒田さん。大切だという“感度”を磨くため自分に課している、日頃の仕事に対する姿勢を伺いました。
面接で自分の本音が出せる会社
大学のときからファッションに興味を持ち、就活はアパレル業界に絞っていました。なぜキンググロリーに入社を決めたかというと、面接していただいた方の熱意に他なりません。真剣に向き合っていただき、面接なのに本音で自分のことを話せたのがとてもうれしかった。長く勤めようと思ったら、やはりどんな人が働いているかを知ることが大事だと思いますから。
営業部に所属し、今は既存・新規の両方を担うのが私の役目です。顧客を回って取引の拡大を図る合間に新規開拓として飛び込み営業することも。新人を同行し、私の姿勢を見せて商売のイロハを吸収してもらうことも大切なミッションになっています。
単なる「モノ売り」から脱却すること
仕事を続けていると、何人かお手本にしたいと思う方々に出会うものです。私の場合、一人は新人のときからの上司。何をおいてもお客様の“してほしい事”を優先する、というのを徹底的に教え込まれました。もう一人は長年かわいがってもらっているバイヤーさんです。「売ったら終わり」ではなく、その先にいる消費者のことを常に考えなさいとよく言われるんです。そこを理解しようと思えば、単なる「モノを売る」発想から変わるはずだと。こうした方々からの教えが、私にとって成長の糧となっています。「黒田くんにオーダーした服が売れているよ」と言われたときが、仕事で一番やりがいを感じますね。